あ・な・たの健康のために!! お役に立つ健康情報を伝えます  大阪市東住吉区南田辺 おくだ鍼灸整骨院
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正しい消毒と消毒液の作り方 





<あなたの健康のために>

             おくだ鍼灸整骨院 健康情報



                       はじめに




チョット知っていれば便利でお得です。

知っているか? 知らないかの違いは健康にとっても重要なことです。

あなたの健康に役立つ情報をお知らせします。

私の私感も含めていますので気楽な気持ちでお読みください。

順次気づいた点を述べていきますので、時折のぞいてください。

あなたの健康をサポートできれば幸いです。




平成21年8月28日更新


正しい消毒と消毒液の作り方

インフルエンザの感染者や患者さんの咳やクシャミの飛沫(シブキ)、痰、鼻水には、

インフルエンザウイルスが含まれています。

<感染の経路


飛沫感染

 主な感染経路になります。
 患者の咳やクシャミにより、ウィルスが放出され、それを吸い込んで感染します。

○接触感染

 ウィルスに汚染されたモノ(飛まつが付着したモノやウイルスがついた手で触れたモノ)を
 触った手から、目、口、鼻の粘膜に移り感染します。


感染経路である接触感染の経路を遮断するのが消毒の目的です。

飛沫感染の予防であるマスクなどの着用は予防であって消毒ではありません。
一般的なマスクの着用は人に感染させない為のマナーといって良いでしょう。


インフルエンザウィルスが「モノ」の表面上で生存し、人への感染力があるのは2〜8時間
そのため
8時間以上放置しておけば、「モノ」から感染する心配はありません。

まず、8時間以上も放置出来なかったり、患者さんが頻繁に触れるなどして心配なモノは、
流水と洗剤でウイルスを洗い流しましょう。


その後に消毒液で消毒するのが正しいのです。

インフルエンザウイルスの消毒法

○加熱による消毒法。

 80度で10分間以上

○消毒液による消毒法

 70%以上の濃度のアルコール液
 一般の消毒用エタノールは77度〜82%のエタノールが含まれています。

 塩素系消毒液

消毒の例として、

手指は石鹸と流水でよく洗い流すことが基本になります。
  アルコール消毒剤を使用してもよいのですが、今良く売れている噴霧式の消毒は、
  不完全になり易く、ウイルスを飛び散らす傾向がありますので避けた方が良い。

○ドアノブや手すりや便座の蓋やリモコンのスイッチなど感染者が触れる可能性の物
 塩素系消毒液に清潔なタオルを浸して拭き取る。 ※消毒して10分後に水拭きをする。
 ・布やペーパータオルに充分に消毒用アルコールを含ませて拭き、自然乾燥させる。
 ・蛇口などは石鹸でよく洗ってもよい
 
オモチャなどの玩具は、触れるだけでなく、
 小さなお子さんは、直接口に入れたりしますので特に注意が必要です!!

 洗うことができるものは可能な限り流水と洗剤で洗ってください。
 その後に30分ほど塩素系の消毒液に浸け、水洗いしてから充分干してください。
 洗えないものは必ず8時間以上干してください。

○食器や調理器具は洗剤を使って普通に洗う。

○シーツや布団などは洗えるものは通常どうりに洗って干す。
 洗えないものは8時間以上干してください。
 直接、感染者の咳や鼻水で汚れている可能性がある場合は、最初普通に洗濯後に
 30分ほど塩素系消毒液に浸け、水洗いしてから干す。


それでは、消毒液の作り方ですが家庭では一般に販売されている、

家庭用の塩素系の漂白剤で 次亜塩素酸ナトリウムによる消毒液の作り方。

家庭用の塩素系の漂白剤の

 ハイターやブリーチには5%の濃度の次亜塩素酸ナトリウムが含まれています。

 ミルトンなどには1%の濃度の次亜塩素酸ナトリウムが含まれています。

これらを希釈すればいいのです。簡単でしょ!!

一般的な5%濃度の次亜塩素酸ナトリウムが含まれていまれている漂白剤の場合。

○感染者が直接触れた場所や物には、0.02%の濃度まで希釈。

  日常の生活には0.02%濃度で充分でしょう。

  5%濃度の次亜塩素酸ナトリウムならば250倍希釈すればOKです。

  原液5ミリリットルに対して、水1250ミリリットルでうすめます。

  ペットボトルのキャップ一杯が5ミリリットルということです。参考にしてください。

○鼻水や嘔吐物や便など汚染された場所や物には0.1%の濃度まで希釈

 原液20ミリリットルに対して、水1000ミリリットルでうすめます。

注意点は、

 ○金属を腐食させる作用や漂白作用があります。

 ○時間が経過すると効果が減少しますので、なるだけ新しい漂白剤を使用し、
  作る量も一度にあまり大量に作らないことです。

 ○皮膚には刺激が強いので、手指などには使用しないようにしてください。

手指には、「手洗いです。 石鹸で指と指の間を忘れなく洗ってください。

ポイントは、親指と人差し指との間は特に入念に洗ってください。

       後は流水でよく洗い流す。

次に、「うがい」

うがいも「水によるうがい」がうがい薬よりも効果があるとの発表もありますので水で充分です。

ポイントは、のど奥までの「うがい」

 最初は普通に水でクチュクチュとお口全体を洗い流します。

 次ぎに、普通に「うがい」をするように、できるだけ多く空気を吸い込み、

 お口にきれいな水を3んぶんの1位ため、上を向いてガラガラと

 「うがい」をしながら、舌を段々に長く外に出していきます。

その時、

 肩をできるだけ後ろに引き、かつ肩をできるだけ下げるようにします。

 胸はできるだけ張り、息を静かに吐きながら「うがい」をします。

 このような姿勢で「うがい」をしますと、のどの奥まで洗われます。

また、強制的に深呼吸するために、肺活量を増す運動にもなります。

このような、正しい「うがい」を身につけると、

インフルエンザやカゼの予防だけでなく、

小児の発熱性疾患の多くや扁桃腺炎も起こらず、将来的には、

リウマチ熱、リウマチ性心筋炎、リウマチ性腎炎や心臓病なども

回避できる可能性もあります。

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平成19年11月28日更新

カゼの予防

カゼが流行っていますね。 予防接種はもう済ませましたか?

でも本当に大事なのは、毎日の予防ですよ。

カゼの予防の重要な5点を紹介します。


特に「うがい」は良くお読みください。


まず
「手洗い 石鹸で指と指の間を忘れなく洗ってください。

ポイントは、

親指と人差し指との間は特に入念に洗ってください。

後は流水でよく洗い流す。


次ぎに必ず「うがい」

ポイントは、のど奥までの「うがい」

最初は普通に水でクチュクチュとお口全体を洗い流します。

次ぎに、普通に「うがい」をするように、できるだけ多く空気を吸い込み、

お口にきれいな水を3んぶんの1位ため、上を向いてガラガラと

「うがい」をしながら、舌を段々に長く外に出していきます。

その時、

肩をできるだけ後ろに引き、かつ肩をできるだけ下げるようにします。

胸はできるだけ張り、息を静かに吐きながら「うがい」をします。

このような姿勢で「うがい」をしますと、のどの奥まで洗われます。

また、強制的に深呼吸するために、肺活量を増す運動にもなります。

このような、正しい「うがい」を身につけると、

インフルエンザやカゼの予防だけでなく、

小児の発熱性疾患の多くや扁桃腺炎も起こらず、将来的には、

リウマチ熱、リウマチ性心筋炎、リウマチ性腎炎や心臓病なども

回避できる可能性もあります。


○部屋を加湿する。

○外出時はマスク
 特に人ごみの多い場所に出かける際は必ず着用してください。

○就寝前に、コップ1杯の白湯を飲んでから寝る。
 脳梗塞の予防にもバツグンの効果を発揮しますよ。

以上5点を是非実行してください。

 あっ!! それと充分な睡眠と休養は常識ですよ。


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平成19年6月27日のお知らせ

チョット一言!!

そろそろ夏に近づいてきたためにか?


ダイエット関係の宣伝が盛んですね〜。

書店でも・・・・・ダイエットの本が多数並べられています。

今年は何が流行しているのか、私もよく目を通しています。

通販においても、「ビリーズブートキャンプ」のDVDが日本のみで、

すでに50万セット売れているそうです。


しかし・・・・・・・・・・・・・・・ここからは少し話が違ってきます。


薬品メーカーも昔からある防風痛聖散という漢方薬を

ナイシトール85、エバーユーススリム、スレンドワン等と

いかにも痩せ薬のように命名し過去最高の売り上げだそうです。

但し、これらのお薬は注意が必要です。


防風痛聖散という漢方薬は、

漢方の概念では、陽実証という人が服用する薬です。

陽実証とは、

体力が非常に充実し、脉の緊張が充実して力強く打ち、

腹部が充実し力があり、便秘しているという、、

最低の条件を満たした人が、各種の疾患のために服用する薬です


陽実証の全く反対の陰虚証という人がいます。

陰虚証とは、

身体に力なく、体力がなく、脉に力がな細く空虚で、腹に力がなく、

身体が疲れやすく、身体や頭に汗をかきやすく、冷え性で、

特に足・腰などが冷えたりする人のことです。


陰虚証の人には防風痛聖散は禁忌です。服用してはダメ!!


漢方薬にも副作用があります。

このような陰虚証の人に、正反対の陽実証の薬を服用させると、

ハッキリと害があります。


漢方の概念には、その他には陽虚証、陰実証があります。

このような人も、陽実証の防風痛聖散という漢方薬を服用すれば

害があります。


現代人は実証と虚証とを大きく分ければ、虚証の人が多く、

陰虚証のひとが圧倒的に多く、その次に陽虚証の人が多いのです。

実証の人は本当に少なく、

陽実の人はますます少なくなっています。


メーカーは薬を製造しそれを売り込むのが仕事です。

ダイエットになるかどうかは別問題としても、

防風痛聖散は陽実証の人の病状には大変有効です。


それを、皆さんに正しく服用させ、指導するのが薬局などに

勤務している、薬剤師さんたちの仕事です。

薬に対する舵取り役としての薬剤師の使命です。

それを、ただ売れるからといって誰にでも売っていいのでしょうか?


一方、わが鍼灸整骨院の業界も、○○の穴でダイエット? とか、

昔からある低周波治療器や干渉波治療器をカッコよくしただけの

器械でわずか10分間で、腹筋1000回の効果がある? とか、

ブルブルマシンで脂肪燃焼ダイエット?とか称し、

ひどい場合は食品等とセットで販売したりと、

商魂たくましい治療院? が多くなっています。


本来、健康に携わるべき、鍼灸師、柔道整復師などが

果たして、このような行動を行っていいのか・・・・・・?



なお、当院ではダイエットの治療は行っておりません。

健康の普及啓蒙の一環として、ホームページに大変長いですが、

ダイエットについて説明、解説しています。

是非お読みください


また、今はやりのDVDも、あの身体を持ち合わせたわずかな人が

できるエクササイズです。

決して傷害関節のお持ちの皆さんは禁止です。

まあ、禁止といっても出来る人はほとんどいないでしょうが。

また、各種ダイエットの本にも、嘆かわしい本もあります。

よく吟味してお読みください。

目安としては物品等の宣伝をしている本は?マークです。

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平成19年5月17日
のお知らせ

麻疹が流行していると報道されています。
参考にしてください。

麻疹

<前駆症状>
発熱39度程度、眼球結膜、鼻粘膜、上気道のカタル症状
特徴的だといわれている頬粘膜のコプリック斑
麻疹で大切なことは必ずカタル症状があります。
セキとか鼻水のない麻疹はアリマセン。

<発疹期>
一度解熱するが、半日ほどで再度上昇する際に発疹が出現。
不整形の数ミリから1センチ程度の紅斑あるいは紅斑性丘疹で、
大小入り混じり、融合します。
健常な皮膚面も残します。
発疹は、一般的には、
耳介後部、頬部、頚部に始まり、数日のうちに体幹、四肢に拡大。
その後暗赤色にかわり、4,5日で赤みが消え色素沈着を残す。

<治療>
麻疹ウイルスに対する特効薬はまだ存在しない。
初期はガンマグロブリン
高熱、カタル症状には解熱鎮痛剤、鎮咳去痰剤

対処療法しかなく、
感染の予防に努め(空気感染し感染力が非常に強い)
隔離、安静、保湿保温、充分な水分の摂取

風疹
<前駆症状>
麻疹に似ているが、一般にそれより軽い。
軽度の発熱、風邪症状、結膜の充血

耳後部、頚部リンパ節の腫脹が特徴的で、
発疹に先行する場合が多い。

<発疹期>
前駆期が短く、発熱と同時に発疹する
顔面に始まり、一日で体幹から四肢にスグに拡大。
発疹は2から5ミリの点状の小紅斑で麻疹より小さい。
色は淡く、均一性で孤立しており融合しない。

麻疹の発疹は早く出現した部位は最後まで残るが、
風疹の発疹は出現した順番で消えていくので、
毎日発疹の部位が変わっていく。
3から4日で色素沈着を残さず消える

<治療>
予後は良好で特別な治療はない。
妊婦さんが罹患すると奇形児の生まれる頻度が高くなる。

風疹も麻疹も予防が重要

ワクチン接種が最も有効です。

追加摂取の必要がないといわれていますが、
HI抗体価が8倍以下になっている人は追加摂取を行う。



突発性発疹

乳幼児での初めての突然の高熱である場合が多い。
<前駆期>

3から4日発熱が続き解熱と同時に発疹を生じる。

<発疹期>
最初は体幹に始まり、顔、四肢に拡大する

淡い紅色の風疹ににた孤立性の小紅斑の場合が多いが、
麻疹様に融合し大きな不規則な斑状丘疹になる場合もある。

<治療>
特別な治療法はなく、栄養と安静、水分補給に勤める。


猩紅熱

<前駆症状>
39度から40度の発熱
咽頭痛が先行する。

<発疹期>
発疹は毛根に一致した粟状大の点状紅斑
頚部から胸、腋窩、陰股部、肘窩、膝窩に赤みが強く、
触るとザラザラした感覚をうける
咽頭痛が非常に強く、分厚い舌苔を生じ、白苔が取れると、
発赤腫大した舌乳頭があらわれ、苺状舌を呈する。

<治療>
早期に充分な抗生剤の治療が必要です。

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        平成18年12月13日のお知らせ

         <テオフィリンについて>

テオィフリンは、カフェインの仲間で、中枢興奮性作用と気管支を広げ

て咳を鎮める作用があります。

気管支拡張剤として昔から喘息に使用されています。

製品名:テオドール、テオロングなど

ケイレンを起こし、急生脳症を引き起こしたということですが、

10年前から

「動物実験で年齢の低い小動物に与えると、ケイレン死を起こす」

と発表されています。



テオフリンは子供の発熱時には、投与しない方がよい。
また
2006年7月には、小児アレルギー学会では

「テオフィリン製剤は、子供の発熱時には、減量または中止」

と注意を呼びかけております。

また予防的に使用しない。

喘息の第一選択薬にはしない。

とされております。

<服用のポイント>

発熱時の子供は減量するか、中止する。
乳幼児2歳までは、中止
5歳以下は減量
中学生15歳までは、子供の量

過去にヒキツケやケイレンを起こしたことのある子供は、

発熱時、はお医者さまにその旨を必ず告げる。
発熱時は服用しない方がよい。

乳幼児はとにかく避けたほうが良い。

また
小児の発熱時、ボルタレン、ポンタールなどの、

解熱剤の非ステロイド剤(NSAID)も小児の発熱時は用いません。

小児、乳幼児の発熱時は注意してください。

一般の薬局でも、テオフィリンの含まれたお薬があります。

乗り物酔い止めの薬「こどもセンパイヤ液」大正製薬

含まれている量は非常に少ないので問題はないでしょうが、

カゼを引いたり熱のあるときにワザワザ乗り物酔い止めの薬を服用し

外出することもないでしょう。

無理はしないで、ゆっくり家で休みましょう。

これでまた、小児科の先生になるひとが少なくなるんでは?

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インフルエンザが流行っているようです。
お医者様に行くときに知っていただきたいことを、
健康ニュースに書いておきます。
患者さんがチョット知っておけばお医者様も診断しやすい。
平成19年2月17日

<インフルエンザの流行>

平成19年2月17日

インフルエンザが流行っているようです。

学年閉鎖や昼までの授業とか、

各学校での対応は様々のようですね。

なぜ学校閉鎖を完全3日間とかしないのでしょうか?

中途半端は何の役には立たないように思うのですが?


インフルエンザの特徴は

急な発熱と関節痛と全身症状ですが、今はお医者様で

迅速診断キットで簡単に診断でき、薬はタミフルがありますが、

診断キットは感染後一日経過しないと確実な診断はできません。

またタミフルは感染後二日以内に大変有効とされています。

発熱してスグだと診断キットが陰性反応の場合もあります。


そこで、重要なことは、周囲でインフルエンザが流行っていないか?

人ごみの多い所にいたか?

いつもの様子とは、何となく違うのでは?・・・・直感でよい。

などなどの発熱までの状況を、

お医者様に詳しく告げることです。


予防は昔からのうがいと手洗いです。

親指など指の間をシッカリと洗いましょう。

加湿器があれば使いましょう。

水分(ポカリスエットのようなもの)を就寝時、起床時に呑みましょう。

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平成18年12月2日のお知らせ<冬に流行する感染症>

1、今年はノロウイルスによるウイルス性感染症がすでに猛威を

振るって世間を騒がしているようです。

例年より、少し流行が早いです。

本来は牡蠣を含む二枚貝によるウイルス性食中毒なのですが、

最近はむしろこのウイルスを持った人がトイレの後で手を洗わずに

調理した食品に付着したり、人から器具、器具から人、人から人に、

感染し、潜伏期が短く(一日から二日で発病し)、感染力が強いため、

感染症として集団発生します。

感染性胃腸炎とも呼ばれおり、多くは軽症です。

しかし体力の弱った高齢者や重篤な基礎疾患をお持ちの人が、

罹患すると、死亡する場合があるために、院内感染、老人施設など

での感染予防が重要になります。

<発生時期>

気温の低い11月から3月に多く発生する。

特に前半に発生。後半は後で述べるロタウイルスが多い。

<症状>

吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱は38度以下

2〜3日で症状は治まる。

<予後>

良で、多くは軽症。

体力の弱った高齢者、免疫力の低下した人は注意。

<治療>

保温、安静に勤める。

水分と塩分の補給は必要。(ポカリスエット、アクエリアスなど)

特別な薬も無く、普通は治療の必要もあまりない。

体力の弱った方は点滴治療。


2、ロタウイルス性下痢症 よく似ています。

このウイルスも、非常に感染力の強いウイルスで、免疫力のない、

6ヶ月から2歳までの小児は、必ず罹患する下痢性のカゼです。

当然、免疫力の弱った高齢者、弱った方などは注意。

<症状>

水のような多量の酸味臭のある下痢症で、便の色も白っぽくなること

から、白色性下痢症(仮性小児コレラとも呼ばれています)

激しい嘔吐を伴うこともあり、嘔吐下痢症とも呼ばれます。

発熱は2〜3日で消失するが、下痢は5〜8日間続く。

罹患するのは圧倒的に小児で、

急性下痢症の8割以上うお占める。

<発生時期>

秋から冬にかけて発生するが、前半期はノロウイルスが多く、

後半期はこのロタウイルスが多い。

<予後>

良です。

<治療>

ノロウイルスと同様。

積極的な治療法はない。

水分、塩分補給に勤める


<感染性胃腸炎、俗にいう下痢カゼの予防>

治療法に特別な方法がありませんので、予防が重要。

ウイルス性の病気は全てその傾向があります。

潜伏期が短く感染力が非常に強いので、集団生活には特に、留意

保育園、老人施設、デイケアセンター、医院、病院など

とにかく人が集まる所は注意!!

非常に古典的手法しかアリマセン。

医学が発達したといっても、昔から同じです。

消毒、特に人の集まる所のトイレ、お風呂、、手洗い場は入念に。

使い捨てマスク、使い捨て手袋の着用

流水での手洗い、うがいの徹底。

特に患者のみならず、患者周囲の人々たちに徹底させる。

症状が治まってからも1〜2週間ほどは、便中にウイルスが

残存していますので、症状が治まったからといっても、

人に感染させる可能性が大きいので、感染予防上、

患者本人、周囲の人たちの注意が必要です。

また冬に感染するウイルスは、一般的に低温、乾燥に強く、空中に

舞い上がり活動が活発化します。

反対に高温、多湿に弱いので加湿器なども予防につながる。


<番外編>

少し違った下痢カゼも紹介します。

このウイルス性胃腸炎も重要で特に小児は注意。

★アデノウイルス胃腸炎

アデノウイルスはイロイロな型があります。

有名なのはプール熱(咽頭結膜炎)がよく知られています。

その中でロタウイルスとよく似た症状を起こす型が有ります。

<症状>

同様な症状で、発熱、嘔吐、頻回の下痢に加え、

上気道炎(扁桃炎)や下気道炎(肺炎、気管支炎)が見られる。

<発生時期>

通年

<予後>

胃腸炎型は予後良だが、

まれに腸重積を起こす原因になるといわれている。

<治療>

素早い診断が最も重要。

素早い抗菌剤の投与が必要な場合もある。

インフルエンザをスグに判定できる検査キットがあるように、

通常は迅速測定キットがありますので、簡単に判定可能です。

但し、何時ごろ発病したのか、時間的経過と症状の変化を、

必ずお医者様にお伝えください。

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      平成18年10月20日 お知らせ
      
そろそろインフルエンザワクチンの接種の季節です。

通常の青年や成人には特別必要もないもしれません。

接種に慎重な、あるいは否定的な意見も有りますが、

リスクを避けるため、高齢者や、お子様は接種しとくべきでしょう。

また入学試験などを控えている人は安心のために接取すれば良いでしょう。

しかし、もっともっと接種すれば良いと思っているワクチンがあります。

それが、肺炎球菌ワクチンです。

あまり知られていませんが、アメリカでは、かなり一般的ですし、

むしろ積極的に接種を受けているのです。

どうしてこのワクチン接種があまり普及しないのか?不思議です。

肺炎球菌ワクチンは、高齢者には是非接種していただきたいワクチンです。

一部分の人を除いて全額自己負担になりますが、

肺炎は高齢者の死亡原因の大きな一因とされています。

また死因の1位ガン、2位心疾患、3位脳疾患、そして4位が肺炎になってっています。

呼吸器系の疾患を患われている方はモチロンですが、心臓、腎蔵、肝臓、糖尿病などの

基礎疾患のある方は、是非、主治医と、ご相談されて、一度接種されては如何でしょうか?

肺炎球菌ワクチンは、

肺炎の80%に有効とされております。

また、効果は5年間以上持続します。

接種は日本では一生に一回と決められています。

インフルエンザワクチン接種から2週間以上の間隔をあける必要があります。

費用は自費のために各医院や病院で異なりますが、7000円から9000円程度でしょう。

効果とリスクも含めて是非、主治医とご相談ください。
               平成18年10月20日


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