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<変形性膝関節症(膝OA)を克服しよう!!>
変形性膝関節症(膝OA)を克服する!!
はじめに
H、22、7、8付の朝日新聞の夕刊の一面に、
「患者推計2500万人関節痛みに診断基準」 との見出しで、
ひざなど関節の変形で慢性的な痛みに悩まされる「変形性関節症」。
予備軍を含めひざだけで2500万人の患者がいるとみられ・・・・
診断の基準があいまいなので・・・・・・予防開発ソフトで・・・・・・・・・・
「近くに整形外科の専門医がいない高齢者でも、かかりつけ医で簡単で的確な診断を
受けられることを目指したい」と話している。・・・・・・と結んでいる。
詳しくは→http://www.asahi.com/health/news/TKY201007080245.html
いかに多くの潜在患者さんがいるのにもかかわらず、手をこまねいていた事が
わかります。
ただこのX線写真を見られた整形外科関係の人々は多少苦笑しているのでは?
内側の関節裂隙はほとんど無い状態だし、骨嚢胞も多数形成されている。
このX線は誰が見ても、たとえば私たちのような柔道整復師がパッツとみても
末期の変形性膝関節症(膝OA)と分かります。
おそらくこの患者様の変形性膝関節症(膝OA)は、
たとえ、「痛み」が無かったとしても、外見上一見して変形がわかるだろうし、
大腿脛骨角が黄色表示していますので、おそらくO脚であろうし、
下肢のアライメントは、異常を呈しているであろうと容易に想像できます。
また、
骨棘や関節裂隙の圧痛や膝関節の浮腫、膝関節の屈曲位拘縮などもおそらく存在し?
脊柱では円背なども存在し身体全体の不調和の存在?も想像してしまいます。
なにもX線を撮影しなくても、容易に変形性膝関節症(膝OA)だと想像できます。
膝関節は表層から浅い部位に存在しますので触診によって或る程度の診断が
比較的容易であり意外と正確な診断が可能な関節なのです。
当然、その後には、
膝関節の詳細や進行度確認のX線撮影あるいは骨嚢胞の程度の確認などには、
MRIの撮影は必要にはなります。
そういった意味では、
掲載されている膝関節のX線写真は変形もかなり進行した、進行期から末期の
厳しい状態である変形性膝関節症であると思われます。
診断を赤色の要注意、黄色の軽度注意、青色の正常のわずか3段階に分類している
だけの診断せすので、この予防開発ソフトには少し無理があると思います。
どちらにしてもX線を撮影してウンヌンカンヌンするのなら、整形医に診てもらい、
膝関節の触診や可動域なども含めてもらう方が確かだし確実です。
整形医がいない状況下でもX線を撮影できこのソフトの使用できる環境ならば、
そのX線を整形のある病院に転送して診断してもらえるようにできる
システムを構築する方がはるかに早くコストもかからないく確かな診断ができます。
MRIの画像を撮影と解読の専門にしている病院も非常に多くなっています。
これらの病院をも含んだシステムを構築すればもっと確かになるでしょう。
一流といわれる新聞社の記者が医療の記事として一面に掲載するのには、
少し寂しい記事のように感じましたが、
早期予防をなんとか一般に知らせようとした記事として興味深く拝見しました。
本題ですが、
ヨーロッパなどでは、がんや感染性疾患を除いた各種疾患においても、
疾病負担において、変形性関節症の疾病負担は3番目に多くなっています。
また、
要介護状況になる心配はまだ先でも運動器が徐々に弱くなっていく変化は、
50歳台から始まるといわれています。
いかにして変形性膝関節を克服するか?
実践できる様に述べていこうと思います。
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ロコモーションチェックを実施する。
変形性膝関節症(膝OA)を予防・改善するポイントは
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)に気づくことでもあります。
ロコモチェックを実施しよう!!
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは?
ロコモティブシンドロームは、
「運動器の障害のために、要介護になっていたり、要介護になる危険の高い状態」と
定義されています。
この運動器の障害というのがポイントです。
現在は高齢化社会を迎え、運動器の障害が増加しています。
入院しての治療となる運動器疾患は50歳以降に非常に多発し、70歳代がピークです。
その代表が入院による人工関節全置換術でしょう。
この人工関節全置換術も万能ではなく様々な問題点があります。
膝の人工関節全置換術は万能か?
多くの人々が運動器をこれほど長期間使用つづける時代はありませんでした。
多くの人々が運動器を健康に保つことが難しくなっていることを示しています。
したがって従来の治療のように、
単純に、各部の運動器疾患(腰なら腰・膝なら膝・骨折なら骨折部位のみ)障害の
対策では解決がつかなくなった時代が到来したという事実です。
新たな時代には新たな言葉や考え方が必要になります。
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)はそのような概念により、
日本整形外科学会が命名した新たな概念です。このような概念が
整形外科の医師の立場からつくられたことは、非常に素晴らしいと思います。
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の具体的な5つの要因
1、筋力低下
2、バランスの低下
3、変形性膝関節症
4、腰部脊柱管狭窄症
5、骨粗鬆症
ロコモティブシンドロームの特長
○これらの変化が気がつかないうちに進んでいくこと。
○複合しつつ関連し合いながらすすんでいくこと。
○早めに気がつき対策をたてることで予防・改善できる。
以上の3点がロコモティブシンドロームの特長であり運動器を全体としてとらえます。
★早めに気がつき予防・改善ができる点が素晴らしいですね。
したがって、早い時期に
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)に
気づくためにチェック(ロコモチェク)する項目を知ることは重要です。
疾患の診断基準のように判定が目的ではありません。
★ロコモチェックの目的
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)に気がつくことが目的です。
ロコモチェック、5つのチェック項目
1、片脚立ちで靴下がはけない。
2、家のなかでつまづいたり、滑ったりする。
3、階段を上るのに手すりが必要。
4、横断歩道を青信号点灯中に渡れない。
5、15分くらい続けて歩けない。
これらの5項目のうち一つでも当てはまるものがあると、
ロコモティブシンドロームの心配がある。
日本整形外科学会発行ロコモパンフレット(2009)
必ずチェックしましょう。
★ロコモチェックの意味
1、片脚立ちで靴下がはけない。→バランスの目安
筋力の低下や腰や膝の痛み、中枢や脊髄の障害
2、家のなかでつまづいたり、滑ったりする。→転倒し易い。
筋力・バランス力、下肢の関節機能の低下、中枢から末梢までの神経障害
3、階段を上るのに手すりが必要。
手すりを使わずに上るだけの十分な筋力とバランス
腰や膝の痛みが原因など
4、横断歩道を青信号点灯中に渡れない。→歩行速度の目安
青信号の点灯時間の長さは、安全ののために毎秒1メートルより遅い
歩行速度でも渡りきれるように設定されている。
5、15分くらい続けて歩けない。→持久力の目安
筋力、バランス、腰や膝の痛み、神経の障害、循環器や呼吸器の障害
間歇性跛行など
もう一度ロコモティブシンドロームの5つの要因を検討してみてください。
1、2、3、4,5全て関連しています。
そして変形性膝関節症(膝QA)の予防および進行防止のヒントが一杯です。
5つの要因を、もう少し自由に解釈してみますと、
1、筋力低下→これはそのままですね。
2、バランスの低下→運動連鎖の遅延、各種の反射の低下、感覚受容器の低下など
3、変形性膝関節症→膝関節の炎症・痛み、膝関節の可動域の減少、膝関節拘縮など
4、腰部脊柱管狭窄症→腰の痛み、各神経根の異常、脊椎症による下肢の筋力低下など
5、骨粗鬆症→骨委縮、胸椎の後弯、円背、脊椎症、脊椎圧迫性の骨折など
以上5つの要因は、
実は、変形性膝関節症(膝OA)を進行させる要因でもあります。
変形性膝関節症(膝OA)を予防・改善するポイントは
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)に気づくことでもあります。
ロコモチェックを実施しよう!!
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膝関節の痛みを鎮静化する。
本当に、当たり前の当たり前のことなのですが、
まずは痛みを減少させましょう。
痛みを減少させることは、変形を進行させない誰でも理解できる最初の第一歩です。
疼痛を長引かせてはいけません。
非常に長いですが→関節はなぜ痛む?(1〜13)を是非順にお読みください。
関節の傷害を治すヒントが満載です。
変形性膝関節(膝OA)を克服するには、結局はこれを膝関節に特化することです。
軟骨の損傷にしろ、周囲の組織の損傷によってひきおこされる炎症によって、
細胞から軟骨分解酵素などが放出され軟骨の分解が始ります。
膝関節の痛みの種類が、自発痛であれ、運動痛、荷重痛であれ、
膝関節の痛みの場所が、関節包であれ、靭帯、腱、筋、骨膜どのような痛みであれ、
とにかく疼痛は早く減少させ、消失させよう!!
治療としては、我々には無理ですが、
お医者様は、非ステロイド剤(NSAIDs)の鎮痛消炎剤の内服薬を投与されます。
短期間の服用は高齢者以外では仕方がないです。有効に使ってください。
あまりに痛む場合は、坐薬も良いでしょう。
ただし、この非ステロイド剤(NSAIDs)の鎮痛消炎剤の長期服用は危険です。
皆さんはよく胃腸障害を心配されます。
そのためにお医者様も、同時に胃腸薬を内服させますが、本当に心配なのは
実は・・・・・・・・・・・腎臓障害なのです。
腎臓障害には全くなすすべがありません。
腎臓障害には、無力といっても過言ではありません。
特に高齢者にはアメリカなどでは、
その内服が短期的には消化器症状であり、
長期的には腎障害を生じて身体機能を著しく悪化させることが多いので、
慎重に投与されるべきだと・・・・・・・警告されています。
したがって、
変形性膝関節症(膝OA)には非常に使いずらいですね。
或る意味では、むやみに使うべき薬ではありません。
そのためか最近は、非ステロイド剤(NSAIDs)を含んだパップ剤である
プラスター剤が多用されているようです。
一般的に、薬を処方できない私たちは、次の方法を推奨しています。
(温める温保を推奨される方もおられますので、私だけだろうか?)
関節における基本的な問題→冷やしていいの?温めていいの?
私は、施術以外の方法として、皆さんに膝関節のアイシングをお勧めします。
アイシングはみなさんが、毎日ご家庭でも簡単に実施できる方法です。
長期間使ってもほぼ副作用の心配はありません。
みなさんは、内服薬なら一日3回は服薬しますね。
アイシングも一日3回は実行して欲しいですね。
効果も非常に優れています。
あくまで私感とお断りしておきますが、関節の局所の疼痛に関しては、
非ステロイド剤(NSAIDs)の内服薬の効果と同等か、それ以上だと思っています。
プラスター剤よりは、遥かに効果があると思っています。
是非、膝関節のアイシングを正しく実行してください。→安全なアイシングの方法
アイシングにしろ非ステロイド剤(NSAIDs)にしろ目的は、
膝関節の炎症の減少です。すなわち、
炎症性化学的伝達物質の減少による化学的受容器の興奮の低下です。
これは、軟骨分解酵素の産出の減少にもつながる行為ですね。
治療の手段として非常に重要です。
疼痛が沈静化すれば、もう終わりか?
そうではありません。
みなさんは、ここで止めてしまうのです。止めてしまうと・・・・・・・・・・結局は、
単純な炎症性の傷害の治療に終わってしまいます。
変形性膝関節症(膝OA)を克服することはできない結果となります。
変形性膝関節症(膝OA)を克服するためには、
特に変形している膝、あるいは以前に傷害した膝関節をお持ちの方などは、
疼痛や熱感などが消失した後にも、めんどくさがらずに、
一日一回できれば就寝前のアイシングは毎日お続けください。
その点でも、終生副作用なく長期間使用できるアイシングは非常に有効ですね。
就寝前に水を漏れないようにして、包帯をしてアイシングすれば良いのです。
スグできますね。
アイシングは、みなさん自身ができる唯一の非常に効果的な方法です。
変形性膝関節症(膝OA)を克服するために、一生涯お続けください。
長いですが時間があれば→アイシングについて(1〜10)順にお読みください。
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膝関節の浸出液を減少させる
敢えて、膝関節の浸出液と表現しました。
膝関節の浸出液には、関節水腫(血腫など)と膝関節周囲の組織液があります。
みなさんよくご存じなのが、関節水腫(血腫など)ですね。
しかし、膝関節の組織液に対しては無頓着です。
意外と知られていないのですが、変形性膝関節症(膝OA)に限らず、
膝関節の障害には、関節水腫の他にも関節周囲に組織液が貯留するのです。
特に問題になるのが、筋膜あるいは関節包からの組織液である浸出液です。
これらは、筋膜・関節包は被包筋膜とよばれている部位に該当します。
筋膜 筋浮腫
ジワジワと浸み出して貯留するので浸出液です。
臨床では、変形性膝関節症(膝OA)の初期に主訴として訴えられる、
なんとなく膝関節がだるい。 膝関節が重い。 膝関節が腫れぼったい。・・・など
あるいは、
関節水腫などが治まったのちにも、上記の症状を訴えられる事実は多いです。
臨床において、そのような場合は、よ〜〜〜〜〜〜〜く膝関節を触れてください。
膝関節の患側と健側には必ず運度差があります。
患側の方が、わずかではありますが温かいです。(ローカルヒート)
あるいは、
膝関節の患側と健側の皮膚のシワの状態を観察してください。
明らかに患側の方がシワが少ないです。
寄せると明らかに膨れるほど貯留している場合も多く遭遇します。
長い間臨床をしていますが、なぜ?この差を見逃すのか不思議です。
あるいは見て見ないふりをしているのでしょうか? 誠に不思議です。
なぜ?膝関節の違和感を訴えられた場合に膝関節注意深く触れないのか?
本当に見逃されている事が多いのは事実です。
この組織液は、ほとんどの場合は膝周囲の被包筋膜(関節包、筋膜)からの
浸出液が徐々に本当に浸み出すように貯留するのです。
本来ならば吸収されるはずべきなのですが吸収されずに貯留していくのです。
膝関節を構成する組織に浸出液が貯留されると組織内圧が高くなります。
組織内圧がわずかに高い場合は、膝関節の違和感程度ですむのですが、
組織内圧が高まりますと、疼痛、可動域制限、熱感をひきおこります。
この浸出液は筋膜などに貯留しますし、関節包内にも貯留します。
膝関節にとって好ましくない組織液が長時間溜まるのは軟骨の変性に関係します。
しかし、ほとんど場合は、
この浸出液は、関節穿刺するほど多量には関節包内には貯留しません。
関節包の関節腔内の容量は健康人で40cc〜60ccです。
通常の膝関節内の関節液はわずか3〜5ccです。
ハッキリとした疼痛みを発生したり、関節可動域がハッキリと減少するまでは、
かなりの余裕がありますね。
これが少量の場合は、膝関節の違和感として現れます。
また筋膜の組織液の場合も同様で違和感としてなんとなく動かしずらい、あるいは
膝関節周囲が重いあるいはツッパたりという違和感を訴えます。
したがって、
わずかの量の関節包内の浸出液の場合には、関節穿刺は実施しないし、
筋浮腫などの場合は穿刺は対象外になります。
しかし、組織液は関節水腫と同様に長期間貯留させてはいけません。
基本的に膝関節には異物です。
炎症物質や蛋白分解酵素なども含んでいます。
浸出液を早期に減少・消失させることは、変形性膝関節症(膝OA)を克服する事に
非常に重要です。
膝関節周囲にて最初に多く貯留部位は、
大腿四頭筋の膝蓋骨付着部と膝関節後面の膝窩部です。
この浸出液は、関節穿刺の対象外です。
この浸出液を減少・消失させるには様々な施術方法があります。
そのほんの一部が筋浮腫の治療です。その他にも有効な手技が多々あります。
治療・、施術されている先生にお任せすれば良いでしょう。
膝関節前面の大腿四頭筋を内側広筋、大腿直筋、外側広筋、場合によっては
後面の内側・外側ハムストリング、内側・外側腓腹筋の膝関節周囲に貯留します。
これらの部位の浮腫の存在は膝関節に重要な伸展機構の障害を誘発します。
これらに対して特化した治療・施術を行うことで浮腫を消失させます。
つまり浸出液を吸収させ減少・消失することになります。
膝関節周囲の被包筋膜である筋・関節包にたいする浸出液を減少・消失させ、
組織内圧を減少させることは、疼痛の減少、可動域の増大につながるのは当然です。
すなわち、変形性膝関節症(膝OA)を克服することに役立ちます。
最初のわずかな浸出液をほおっておくと、その量が除除に増え、炎症の増大、
疼痛の増悪、可動域の制限などにより、膝関節の伸展機構の障害のみならず、
運動バランスの減退、運動負荷の増大などの悪循環に加え、関節軟骨の
変性のスピードも早まることは容易に想像できます。
そしてある時期になると、その浸出液の量が、関節包内の許容量近くに達したり、
あるいは急速に貯蓄されたりした場合には、関節穿刺が行われます。
それまでに浸出液を減少・消失させよう。
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膝関節水腫および滑液包炎と関節穿刺
膝関節の関節腔に滑液などの浸出液が異常に貯留し腫脹した状態が膝関節水腫です。
膝関節の周囲には多くの滑液包が存在しています。
膝関節の滑液包には関節腔と交通している滑液包と交通していない滑液包があります。
関節腔を包んでいる関節包の内層の滑膜、関節腔と連絡している滑液包の骨膜は、
どちらも滑液を分泌しています。
これらの滑膜が引きのばされたり、わずかに引き裂かれたりすれば、炎症がおこり
滑膜炎がおこり滑液などの浸出液が多く分泌されし貯留します。
変形性膝関節症(膝OA)などでは、膝の関節構成要素に直接的な器質的障害を、
与えないような膝の外傷でも浸出液が続く場合があります。
膝関節の関節腔には、通常でも関節液が3〜5cc存在しています。
通常は、分泌される滑液と吸収される滑液の量が平衡しているのです。
関節腔を包んでいる関節包には、健康な成人では40〜60ccの容量があるのです。
炎症などでは、この関節包内には多量の関節液が貯留することになります。
貯留される量は最大・最高100ccの量まで可能といわれています。
この関節腔内に過剰な浸出液が貯留するのは、
関節腔を包む関節包の内層の滑膜あるいは交関節腔と交通している滑液包から
分泌される浸出液の量>吸収される浸出液の量が多い場合です。
急速に貯留される場合、あるいは徐々に徐々に貯留される場合があります。
みなさんの膝関節がパンパンに腫れた場合には、これだけの容量が存在します。
そして、炎症がまだまだ進行するならばより以上の容量になるのです。
膝の関節構成要素が | |