壁を使ってのエクササイズ 五十肩のように手が上がらなくなった場合や また痛みで手を上げづらい場合など、 壁を使うことで上肢の重みが直接、肩にかからない。 伸筋と屈筋の同時性収縮のため痛みが少ない。 求心性と遠心性の筋肉がバランス良く働いています。 1、肘を曲げ、手のひらを壁に置くようにします。 上肢の重みを壁に預ける感覚で。 →ポイントですヨ!! 必ず肘を曲げた状態から開始してください。これもポイント! 肘を伸ばした状態ですると肩を痛めますので禁止です。 手の指でしゃくとり虫のようにゆっくりと壁に沿って上げていきます。 |
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2、ゆっくりと肩に痛みを感じない位置まで上げていきます。 決して、無理をしないでください。 上げていく段階で、もし途中に少しでも痛みを感じたら、 そこで!! ストップ!! それ以上は上げてはいけません。無理は禁止!! 早く治そうと、思わないことが、 早く治すコツなのです。 |
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3、だんだんと肘が伸びて無理な体勢になってきます。 痛みが出なければ肘が完全に伸びかなり上げれますすが、 必ず、上肢の重みは壁に預けてください。 絶対に無理せず、痛みの感じない範囲で上げていきます。 ここまでの動作は前段階です。 本当に重要な動作は次からになります。 |
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4、痛みを感じないところまで上げきったら次に、 ゆっくりゆっくりと降ろしていきます。 伸筋と屈筋が同時収縮して肩にストレスがかからないように、 壁に上肢の重みを預ける感覚を忘れずに、 手の指をしゃくとり虫のようにして壁に上肢の重みを預けながら ゆっくり、ゆっくりと、降ろしていきます。 この動作がとっても重要な動作で肩のエクササイズになります。 |
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5、元の位置まで戻っていきます。ゆっくりと。 とにかくこのエクササイズは、降ろす動作が主体です。 肩の可動域の改善にも効果があります。 何往復されても良いですが、最初は1往復でもかまいません。 そして一日に3回はして欲しい。 少数頻回の法則を忘れずに。 内転のエクササイズは、 3、の状態からゆっくりと内転しながらもとの位置まで戻る。 外転のエクササイズは、 3、の状態からゆっくりと外転しながらもとの位置まで戻る。 ページの頭へ 安心・安全・快適な各種疾患別の肩のエクササイズに戻る レッツゴー!!エクササイズに戻る ホームへ戻る |
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