腰痛のエクササイズ(T)

1、座位での脊柱の前後のエクササイズ

ポイント:左右の腸骨の一番下にある出っ張りの左右の坐骨結節に均等に座る

      仙骨の尾骨に当たらないように注意してください。

      頭から脊柱の体重が坐骨結節に伝わるように動かしてください。

この姿勢で脊柱を伸ばしながら体幹を前方にゆっくりと少し倒します。

この時は、脊柱の後方の筋群が少し収縮する感覚を掴んでください。

<ポイント>

骨盤を前傾にして腰を反らさないように!!

前方に倒すのは少しで良い。無理に大きく倒さない。

後方の筋群が収縮する感覚を掴めば良い。

脊柱を伸ばす感覚は大きく。

次に、同様に後方にほんの少し倒します。

後方に倒すエクササイズは前方に倒すよりもっと少なく倒します。

腹筋がわずかに働く感覚を掴めば良い。

一度もとの位置に戻して、次に、

2、脊柱の左右のエクササイズ

腰と肩の位置を変えずに体幹を左右の側方に移動させる。

右に移動させる場合は左の骨盤を浮かせないように。

ゆっくりと右に移動させ、ゆっくりと元の位置に戻ってください。

この時に脊柱の横の左右の筋肉の反応を感じてください。

同様に左に体幹を移動させます。

右の骨盤が浮かないように。

同様に脊柱の左右の筋肉の反応を感じてください。


最初の位置に戻してから、首を曲げて両腕を身体から離れた位置で

固定し(耳の位置)息ををゆっくりと吐きながら、股関節から曲げる。

ゆっくりと脊柱の左右の筋群を伸ばしてください。

浅在筋と深在筋の両方が作用しますので、背中全体のエクササイズです。

股関節と膝が屈曲していますので、椎間板に対する挟み込みは少ない。

3、立ち位置からの骨盤との体幹の協調エクササイズ

立つ際のポイント

重心線が耳の穴から肩を通り股関節から膝のやや前、外くるぶしのやや前を

通るように立ち、体重を左右の脚に均等にかける。

シッカリと二本足で立ちましょう。

骨盤の水平面での前後の体幹協調エクササイズ

このままの姿勢で骨盤をゆっくりと前後に移動させる。

脊柱は動かさない。腰椎も動かさない。大腿骨頭の位置を一定して可動させる。

頭から脊柱の体重が骨盤、大腿骨を伝わっていく感覚を掴んでください。


中間 後ろ

4、骨盤の水平面での左右の体幹協調エクササイズ

次に、

同様に骨盤から左の大腿骨、骨盤から右の大腿骨への体重の移動を

ゆっくりとした動作のなかで感じ取ってください。


中間

うまく変化がわかる
写真が撮れません
・・・・・・・・・・ので
写真はアリマセン

5、立ち位置からの骨盤の回転


1,2の脊柱、3,4、の前後左右の統合エクササイズとして重要です。

骨盤の水平面での総合エクササイズ

中間の位置を中心として、

ゆっくり左回転し、その後は右回転をします。

写真ではあまり変化がわかりませんので写真は省略していますが、

必ず実行してください。

今回は水平面に対する骨盤の動き、脊柱の動き、歩行をしたり身体の支柱になる

大腿骨のバランスを整えるエクササイズになります。

5、は非常に重要な総合的なエクササイズです。


結局1,2,3,4は5のエクササイズにいたるステップですね。

5、がうまくできれば5だけ実行されていいいですよ。

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