肩関節に優しく、安全な手の上げ方

どうしても手を上げたいときにお使いください。

肩に直接上肢の重みを掛けない動かし方です。

インナーマッスル・アウターマッスルの伸筋・屈筋を同時収縮させて

動かす方法です。

肩自体にストレスがかかりません。

最初に肘を曲げます。

肘は無理のない痛くない方向です。

次に肘を上げます。

これも痛くなく無理のない方向に上げます。


肩を支点にして肘を上げていきます。

これも無理なく痛くなく上がる方向。








肘が上がるところまで上げてから肘を伸ばしていきます。

この際に肩の屈曲と少しの内旋運動が加わります。・・・そのために、

痛みが出るとしたらこの動作でしょう。

無理は禁止!!

基本は肘を伸ばした際に、0ポジションという位置になるように上げます。

<0ポジションとは?>

簡単にいえばピースやガッツポーズの時の肩を上げた状態です。

真上よりも少し前方でやや斜め側方の位置に腕を上げた状態です。

この位置が最も肩に負担がかからない位置になります。

肩の上腕骨と肩甲骨、肩関節周囲の筋の力が一致している位置です。

肩関節が0ポジションを保っている時は、肩関節が安定している状態です。

このポジションは50肩や肩こりにはモチロン、野球やバレーボールーなど
オーバーヘッド動作を行うスポーツに非常に重要です。

<0ポジションの定義>
 
 ○肩甲骨の肩甲棘と上腕骨の長軸が一致している。

 ○上腕骨の骨頭が肩甲骨の関節窩の真ん中に乗っかっている。

 ○ローテーター・カフの張力が平等になり、釣り合いが取れている。

 ○このポジションでローテーター・カフが収縮しても、回旋が生じない。


降ろすときはこの逆です。

まず肘を曲げ肩を支点にして肘を下ろして手を下げます。

要点はどれだけ肩にストレスを掛けずに、伸筋・屈筋の同時収縮させ

動かすことができるかです。

以下の動作は
禁止です。



禁止!!やってはイケナイ上げ方。


肩が痛いときに、このような肩の使い方をしてはいけません

肩を支点にして肘を伸ばしたまま上げる。禁止!!

モロに肩自体にストレスがかかってしまいます。ダメ!!禁止!!


全く同じではアリマセンが、この禁止の運動を90度左回転して見てください。

そして何か重いものを持てばどこかで見た運動?

インナーマッスルは関節軸に固定する筋肉であるということを無視?

そして大きな力を発揮できない筋肉です。



このまま上まで上げていきます。

肩が痛む時は絶対に禁止です。してはいけません!!

上肢をたとえ上げることができても、禁止!!

そのうちに上げれなくなってしまいます。

注意してください。


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