膝関節の痛み・膝関節の疾患でお困りの皆さん。あ・な・たの疑問に答えます。 大阪市東住住吉区南田辺 おくだ鍼灸整骨院

治療院名

 膝関節に対する質問と対処法

関節内の水を抜くとクセになるの?

関節穿刺の目的

水が少しでも溜まると不安です
どうすればいいの?

水を抜きました。
どうしましょう

関節内の注射はどうでしょう?

本当に治るの?


どれぐらいで治るの?

ウオーキングなどの運動療法は?
運動療法は本当に効くの?
痛みに即効のある方法は?
時々、痛みますが?
変形性膝関節症でしょうか?
手術を勧められたのですが?
どんな手術があるのですか?
膝の運動を教えてくれませんか?
最後に。おくだ鍼灸整骨院 
奧田洋嗣からのメッセージ

<膝関節>
膝関節の痛みについて
変形性膝関節症について 
おもな膝関節の疾患
 外傷性膝関節の疾患 
膝関節に対する質問
膝関節のエクササイズ









<1、膝関節>

           <膝関節に対する様々な質問と対処法>



膝関節の痛みや膝関節の疾患でで来院される方々の多くの質問に対する

対処法を集めてみました。

おくだ鍼灸整骨院の膝関節に対する、考え方や姿勢、対処法を述べています。

是非、参考にしてください。


キットお役に立つと思っています。


<1、膝関節>の質問と対処法

 膝に関しての多くの質問を集めました。

自分でできる疾病対策で述べきれていない疑問に答えます。

長くなりますが、

きっとあなたの疑問点が見つかるハズです。

正しい情報を伝えます。

膝でお困りの方は是非お読みください。

きっとお役に立ちます。




 質問


水を抜くとクセになるの?

本当に悪いの?

♪♪誰が言ったか知らないが? 女三人そろったら♪♪♪・・・・

大阪の漫才姉妹にこんな歌を歌った人を知っていますか?

この質問は本当によく聞きますね。

誤解のないように、まず知っていただきたいこと。

膝の関節の中にある関節腔内には普段から約3〜5ccの関節液が
有ります。

何らかの原因で損傷や炎症が起こると修復するために白血球などのリンパ液などが出てきて修復しようとし関節液が増えていきます。。

損傷が少ないと・・・

当然その量も少なく痛みも少しの程度で治ってしまい、関節液も自然と吸収されるのです。

水が溜まるとは?どういうことか考えて見ましょう。

膝の滑膜から出てくる関節液の量と吸収される量とのバランスです。

炎症が強く組織の修復されていないにもかかわらずに水を抜けば、また組織の修復をしようとしてまた関節液である水が出てきて関節包内に溜まるは当然のことで、なにもクセになっているのではありません。

急性の場合で損傷の程度が大きい場合一度には大量の関節液が浸出し、アット言う間で膝が腫脹してしまい痛みも強く現れます。

慢性の場合は損傷が何度も何度も繰り返されているうちに、

少しずつ少しずつ吸収されそこななった関節液が徐序に残りたっまって行き膝が腫脹してくるのです。

あるときに痛みが強くなったと思うとまた痛みを忘れてしまう程度から段々と痛みが強くなってガマンできなくなるほど腫れたりと様々です。

説明はここまでとして、

答え

程度問題です。

答えになってませんか?

基本は抜かないほうが良い。

理由

修復のために関節液が増えるのになにもワザワザ抜く必要は全くありません。

○抜くこと自体の行為がすでに、自然治癒行為から逸脱しています。

安静にして無理をしなければ自然と組織が治癒するとともに自然と吸収されていきます。

少し位の関節液であれば抜かなくても良い。

問題は吸収されずに溜まりに溜まりパンパンに腫れてしまって、痛みが強い場合でも、抜かないで我慢していいのか?

ご心配なのはこの場合ということでしょう。

損傷し炎症がどんどん進んでいるために、関節液が生産され吸収されずに関節腔にどんどん溜まってくるわけです。

考え方に、

1、ガマンできるなら抜かないほうが良い。


2、抜くと感染のおそれがあるので抜かないほうが良い


3、関節包が伸びてしまうために抜いたほうが良い


4、関節包の内圧が高くなり痛みの誘発原因が増え滑膜を刺激して、さらに関節液が溜まっていくために抜いたほうが良い。

1、2は関節液を抜かない派

3,4は関節液を抜く派

どちらも正解

院は抜かない派に属するのですが

以下の場合は抜くことを推奨しています。

お医者様の関節穿刺を推奨するとき

慢性の変形性膝関節症でも一日で膝がパンパンに腫れるほど急に腫れ、痛みが強くて体重の加重できない場合は抜いてもらいます。

膝に溜まりすぎた関節液を抜くことを関節穿刺といいます。

<関節穿刺の大きな目的>

関節液を抜いてもらうことで、

1、痛みの軽減。

2、レントゲン撮影が容易になり膝関節を構成している骨の状態が良く分かる。

3、関節液を調べることでイロイロな原因が分かる。

そしてその関節液をお医者様に、よく見せてもらってください。

1、赤みを帯びていたか(血腫)・・・骨折、半月板の損傷など

2、濁っていたか・・・・化膿性関節炎、偽通風など

3、透明だったか・・・・心配要らない

痛みが強くて一日でパンパンに腫れる場合は、

1、の原因によるものが多い。

運動後の急性の場合は当然気をつけるべきですが、慢性症でも急に無理に膝に負担をかけた場合にも見られます。

骨が折れたというとよほどの力が働いたように思われますが、変形性膝関節症の場合は関節内の骨軟骨の一部分が剥がれてしまった場合や一部分が傷ついて出血してしまう場合があります。

2〜3回は続けて関節穿刺する必要があるかもしれません。

ギプス固定などまた、場合によっては入院手術。

2、は水を抜いてから三日程経過してから少し腫れたかなと思っていると、一昼夜で急に腫れた場合に時折見られます。

また深い刺し傷、切り傷のある場合は化膿性関節炎の疑いがあります。

まれですがまた膝の周囲の極めて小さい傷からの感染による場合があります。

またリウマチや偽痛風という結晶誘起性関節炎の場合があり感染を合併している場合もあります。

いずれの場合も関節液を培養し検査が必要で医師による慎重な経過観察が必要です。

3、の場合は全く心配要りません。特別水を抜く必要はなかったかも知れません。

しかし一時的にでも痛みの軽減の目的や、レントゲン撮影などの診断を容易にするために必要な場合もあります。

但し今後は感染のリスクを避けるためにも特別な場合以外は穿刺の必要はないかもしれません。

程度問題と言った意味がお分かりになりましたか?

重要なのは何を目的として関節穿刺をするのかが問題になるのです。

関節穿刺は治療ではありません。

ただ水腫がひどく、あまりに痛む場合は関節穿刺を行えば痛みはズット楽になりますよ。

その意味では素晴らしい手段です。

何を目的に関節穿刺をするのかを、よく考えてください。

水を抜いてからが治療の始まりですよ。

間違わないように。


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質問  

水が少しでも溜まりだしたら不安です、どうすればいいの?

ケアの問題ですね。

治療は続けてくださいね。

そのうえで、

もし転倒したり強く膝をぶつけ、一日で腫れてきたなら、

出血のためが溜まっている可能性もありますので、

関節穿刺もしかたがないでしょう。

スグに、お医者様に事実を告げレントゲンと関節穿刺の関節液を、

調べてもらいましょう


そういう事実が無く、

少したまりだしたかな?と思われたら、すぐに

1、アイシング  一度ザーと水で霜を洗い流した氷でのアイイング

就寝前や入浴後は必ず実行

炎症を抑えます。

進行の防止と痛みの抑制。回復の促進

2、そして固定

サラシ包帯で実施してください。ふつうの包帯は効果がありません。

膝の簡単疾病対策で述べています。もう一度お読みください。

関節の動きを制限し、膝関節の骨、軟骨の保護し炎症を抑える。

膝の局所の安静、と保護を第一に考えます。

ギプス固定のように膝関節の上下の関節を固定しませんので下肢が全く動かないわけではありませんので、全体の血液、リンパの循環は正常です。

また、筋力が落ちるわけではありません。

包帯で圧迫することにより、膝の動揺を防ぎ、関節軟骨が傷つくことを防ぎ、

腫脹の防止と水を溜まることを防止してくれます。

昼間活動しているときはは必ず固定してください。

して一日が終われば包帯をはずしアイシングしていただければよい。

以上が家庭でできるケアでしょう。

そして治療は必ず続けてください。

信頼できる治療家にまかせればいいでしよう。

また本人の自覚が必要です

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質問

今水を抜いてしまったところです。どうしましょう。

これもケアの問題ですね。


腫れが大きく、痛みが強くて大変辛かったのでしょう。

心配ですし、大変でしたね。

何度もいいますが関節穿刺は治療とは考えないでください。

水を抜いてしまった後の処置、治療が重要です。

根いてしまったこと自体は仕方が無いでしょう。

お医者様から注意があったことだとおもいますが、当日は感染のリスクを避けるためお風呂は絶対に禁止です。


さて膝にジョーンズ包帯を巻いていますか?

穿刺した箇所に滅菌ガーゼで覆い絆創膏で止めているだけですか?

もし巻いていなければ是非巻いてください。

当院ではどうしても腫れが引かない患者さんで、関節液の状態また関節のレントゲン撮影のために関節穿刺をしていただいた時に、その当日のうちに関節液の報告をしてもらいます。

その結果が単なる関節液だけの場合は必ず、ジョーンズ包帯を巻いてから帰宅していただきます。

ジョーンズ包帯とは?

ギプス下巻き用綿包帯を巻き、さらにその上に弾性包帯を巻き、その上に再度綿包帯を巻きます。場合によっては、さらに弾性包帯を巻きます。

固定、圧迫、保護、関節液の吸収促進のために必要です。

ジョーンズ包帯は巻いた状態のままで就寝していただきます。

様子を見ながら、最低三日間から1週間は巻いてもらいます。

感染のリスクを避けるために、当然当日のアイシングは中止です。

二日目からは包帯をはずしアイシングそしてまたジョーンズ包帯を巻いていただきます。

落ち着いた日には卒業ですが、最低三日間以上はかかります。

その後は昼間の活動時はサラシ包帯で必ず固定し、

就寝時ははずしてもらいます。

アイシングは一日何回されてもかまいません。

サラシ包帯は最低3週間は必要でしょう。

もし何度も関節穿刺をされている場合は3ヶ月間は必要でしょう。

信頼される治療家に経過を観察してもらいながら治療をお続けください。

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質問

関節に注射はすることはどうなんですか?


医療現場では

1、ステロイド剤の注入。

ご存知の方もおられますが、リウマチなどの膠原病に使われるとっても炎症を鎮める作用が強く、痛みの緩和作用も抜群に強い薬です。

夜中に痛みが強くて眠れない場合が続いたり、昼間もジットしていても痛みの強い方には仕方が無いかも知れません。

但し副作用として

漫然と注射をしても効果が無い。

関節軟骨、や骨自体を弱くする。

感染に対する抵抗力が落ちる。

結論:非常に痛みが強くまだ関節が丈夫な場合に使われています。

2、ヒアルロン酸(アルツ)の注入

慢性変形性膝関節症の治療に今、最も頻繁に使われています。

炎症を抑える効果があり、もともと関節内にある成分なので副作用の心配が無いということと、それ自体が関節軟骨の表面を覆って、関節運動をスムーズにうごくような、潤滑液の働きをしますので、お医者様は一般に好んで使用されています。

ただ今のヒアルロン酸は高分子になっていますので、たとえ変形性膝関節症でも、あまり水腫のひどい場合は使用されません。
ある程度の腫れが収まってから使用されます。

最初1週間に一度注入し効果を確かめ、その後大体1週間ごとに1回の注入を5回程度行うことで効果の判定を行います。
効果がでた場合は、漸次期間を延ばし最終的に
1ヶ月に1回の注入をめどに続けていきます。

但し膝の変形が治るわけではありません。

痛みに対して無効の場合は中止します。

どちらの注入も

リスクは感染ですので糖尿病の方、高齢者、なんらかの疾患を持っており抵抗力の落ちた人は注意が必要です。

その旨は必ずお医者様にお伝えください。

前置きが長くなりましたね。

答え

ヒアルロン酸の注入だったら関節の保護のためにかまわないでしょう。

当院でも患者さんにお勧めする場合もあります。

ただしヒアルロン酸も変形を治す薬ではありません。

残念ながら、変形は直りません。

並行して治療は必ずお続けください。

膝に対する治療はモチロンのこと、膝のエクササイズ、歩行訓練も必要でしょう。

信頼されておられる治療家と経過を観察しながら治療をお続けください。

患者さんにあった関節の状態があります

目指しましょうあなたにあった膝関節の状態に。


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質問

じゃあ本当に治るの?


治療家にとって本当に痛い質問ですね。

答え

水腫は治ります。

痛みも治せます。

関節可動域の改善も可能です。

その後は・・・・・

われわれ柔道整復師が扱う疾患は、各種の外力による受傷し損傷した関節周囲の傷害で、病名は一般的に捻挫、挫傷、打ち身となっています。

当然、老化現象のうえ成り立った変形そのものは治すことはできません。

したがって、変形してしまった膝そのものの変形性膝関節症自体は治すことができません。

変形した膝が受傷し損傷した膝の回復は見込めますし、

積極的に治療することにより痛みの軽減はモチロンのこと、

水腫の減少、

関節可動域の改善も見込むことができます。

日常生活のクオリティーの改善・向上は可能です。

また少し考えてくださいね。

また老化し変形した骨や腱、筋はわずかな外力によって受傷しやすい。

また一度受傷し損傷した軟部組織は完全には基に戻りません。

(100パーセント完全という意味で)

1、損傷が少なければほぼ正常(元の状態)に戻ります。

外見上も機能的のもほとんど問題なく治る。

元の状態に戻る。

2、症状が無くなる。

正常な状態(元の状態)に戻るわけではないが、不快な症状が無くなり普通の生活に戻れる。

膝で言えば、変形は直らないが痛みがなくなり正座なども出来普通の生活には支障がない。

3、症状を和らげ、機能障害を取り除く

できるだけ症状を軽減させ、機能障害をできるだけ改善させる。

ジットしていても痛んだり、夜中の痛んでいた膝の痛みが無くなる。

膝の痛みで歩けなかった人が、痛みが和らぎ何とか歩けるようになる。うまくいけば痛みが取れてしまう。

少ししか歩けなかった人が、長い距離・時間が歩けるようになる。

家のなかでしか活動できなかった人が外出できるようになる。

バスなどに乗って遠出が苦痛なくできるようになる。

踊りやダンスができなかった人ができるようになる。

ハイキングに行けなかった人が行けるようになる。

登山ができなかった人ができるようになる。

トイレでしゃがめなかった人がしゃがめるようになる。

トイレが苦痛だったのが苦痛でなくなる。

少しの時間しか正座ができなかった人が長時間で切るようになる。

全く正座ができなかった人が少しできるようになる。

膝の曲げ伸ばしを少しでも改善できる。

日常生活をすこしでも改善し快適に過ごせるようになる。

膝でいえば変形は直らない。膝の炎症の進行を押さえ結果的に膝をこれ以上変形させることを防ぐ。

何とか手術だけは避けたい。

痛みさ取れればいい

などなど痛みの説明で述べたように各個人に合った関節の状態を目指すことが大事です。

これを治ったと考えてください。

あなたの目的は?

あなたは何を期待しますか?

あなたの夢は?

<治ったら、何がしたいですか?>

たとえば変形が進んでいて骨と骨がぶつかって膝が全く曲がらない人がそれ以上いくら曲げようとしても到底できません。

また化膿性膝関節症の後遺症で腱が広い範囲で骨と癒着したりしたり仮骨化した場合も一定の角度以上は屈曲したりすることができません。

それ以上の改善を望まれる方は手術しか方法はありません。

目的が大事です。

その目的にできるだけ沿えるように治療します。

そしてその目的が達成されたとき治ったといってもいいでしょう。

いかがですか?

あなたの目的は?

なにを期待しますか?

答えになりましたか。

信頼される医師、治療家などとよくご相談され治療をお続けください。

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質問

一般的にどれぐらいで治りますか


まず軟部組織の治癒過程を知るべきでしょう

基本は

まず炎症期:受傷から3日間は炎症が続く

修復期:損傷した傷の肉牙組織ができ欠損部を閉じる期間 
       
       3週間から6週間

再構築期:瘢痕組織になり再形成される期間  
       
     6週間以降

そして修復期間に3ヶ月間は必要です。

完全回復は6ヶ月以上かかるといわれています。

たとえば、創傷で3週間で正常皮膚の15%が修復し最終的に修復するのは、80%ほどだといわれております。

軟部組織が完全に治癒できないといわれている理由です。

急性期であれ慢性期であれ新しく受傷すればこれだけの期間がかかります。

小さな受傷であってもれば修復期は3週間前後で見た目にはほとんど治ったようにみられますが、軟部組織の柔軟性、耐久性、協調性が復元するには、やはり6週間の経過が必要です。

以上が軟部組織の修復期間です。


ただ、たとえ80%の修復であっても、

幸いに小さい受傷であれば

周囲の正常な組織が多く保たれているので、

機能障害などは残らないでしょう。

ここ重要!!

軟部組織とは主にコラーゲンでできている組織

皮膚、筋肉、腱、軟骨、骨などを軟部組織といわれる。

人体の大部分は水分と無機質とコラーゲンでできている。

答え

おおまかに

目標として痛みの減少に約3週間

正常組織の回復に6週間から3ヶ月は必要と思ってください。

昔から3日、3週間、3ヶ月とよく言われています。

完全修復は6ヶ月以上かかります。

そして、修復期間の6週間を前後して組織の正常機能の回復に
向かっていきます

痛みが急には発生すれば3日間は安静し、症状を安定さすのには
最低3週間は必要です。

まして膝は平地を歩いている時には、およそ体重の約3倍の過重負担がかかります。

階段の昇り降りには体重の約6倍の荷重がかかります。

普段の生活でも弱った、傷ついた膝の関節を構成する関節軟骨はより大きく傷ついていきます。

初期治療が重要です。

痛んだり、おかしいと感じられたらスグに治療を開始してください。

将来に変形性膝関節症にならないように。

きちんとした治療をお続けください。

そして、関節の正常機能の回復のノリハビリに進んでいくわけです。


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質問

ではウォーキングなどの運動療法はしないほうが良いのでしょうか?

答え

ウォーキングは

ジットしていても疼いて痛む時、熱を持っているとき、腫れている

ときは禁止。

少しでも歩行すると痛む場合は中止。

でも何時までも中止をしてはいけません。

修復期の後半から始めましょう。ウォーキングについて

但し無理は禁物。

最初は痛くない範囲内で

ウォーキング後必ず30分間はアイシングを実施してください。

また膝のエクササイズは少々歩行痛があるときでも行えます。

理由は膝の骨に負荷がかかっていませんので。

今後必ずこのホームページで掲載しますので楽しみに待ってください。

抜群の効果がありますよ。

ただし安静時の痛みがある場合は禁止です。

考えてくださいね。

最修復された組織は80%までしか回復しません。

使わなければ周りの正常組織まで機能は落ちてしまいます。

周囲の多くの正常組織の機能を保持、もしくは向上させることによ

り膝全体としての機能の保持・向上が可能です。

運動は衰えた組織、主に腱、筋力を鍛える。

また損傷組織の柔軟性、耐久性、協調性を最高までアップさせる 

目的はモチロンですが、周囲の正常組織の機能アップを図ること

により膝全体の機能が回復するのです。

運動療法が必要な理由です。

また骨の回復には骨と骨同士に面圧かかることが必要です。

無理なく面圧をかける運動としては、無理の無い歩行が一番でしょう。

軟骨とウォーキング

ただし一度でも損傷した膝は炎症を起こしやすいので運動後は必ず

アイシングで熱を排熱しコラーゲン組織の正常化を測りましょう。

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質問

運動療法は本当に効くの


答え

効きます。

但し即効性はありません。

が、確実、安全、誰にでも効果があります。

またどんな名医でも変形した膝を元には戻せません。

機能的に正常に戻すためにも絶対に必要です。

患者さんと治療者との協力が絶対に必要です。

まず太ももの筋肉を鍛えましょう。、

膝関節のエクササイズをご覧ください。


エクササイズの目的 

膝が安定します。

関節軟骨が傷みにくくなる。

悪化を防ぎ、痛みが軽減されます。


○ウォーキング
目的

膝の適度な運動。

関節液の循環の改善。

関節軟骨に栄養がいきわたり、老廃物を排除する。

面圧がかかることにより骨が修復される。

関節周囲の組織の循環の改善はもとより股関節・腰などの修復。

総合的な痛みの軽減。

あとはウォーキングの効用で膝関節のみの効用はもとよりあらゆる運動器疾患はもとより精神的、内臓疾患まで幅広い効用があります。

結論:とにかく歩ける人はまず歩こう。

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質問

痛みに即効性ある手段はないのですか?


答え

あります。

痛みに対する即効性という点ではアイシングです。

ただし普通のアイシングではなく、名づけて、氷ポチャン大作戦
です。

足首などの場合はバケツに氷と水をいっぱい入れ、
バケツの中に患部を突っ込む方法です。

サッカー選手や野球選手、最近はK−1選手などに大きなアイスバックで冷やしているシーンをよく見かけますね。

最初の氷水につけた時は、冷たいというより痛いという感覚ですがそのうち痛みが減少していきます。

中途半端では即効性は期待できません。

膝の場合は実施しづらいですので、膝全体を覆うほどの大きさのビニール袋2袋にいっぱい氷を入れ膝の表と裏に挟みこんで包帯などで密着するように包んでください。

ビニール袋は水漏れ防止のために2重にしてくくってください。

1時間ほど、氷が溶け水になってしまうまで、冷やします。

氷がとけれた後に取り去り、1時間ほど経過した後にまた同様にアイシングを続けます。

面倒でも朝・昼・夕方・就寝前の4回のアイシングをすれば抜群の効果を発揮します。

一般的には膝の痛むところを覆う程度のアイシングを20分間を多く実施しても一日2回程度でしょう。ほとんどの方は1回ではないでしょうか?

なかなか痛みが取れない方は中途半端ではなく、一度思い切って実施してください。

必ず氷ですよ。

一度水でザーとながし、霜を洗い流した氷です。

何度も言いますが、アイシングとはアイス氷をイングしている最中という意味ですよ。

アイスノンではダメです。 アイス「氷」 ノン「ではない」という意味ですよ。

当然保冷剤もダメですよ。

この方法は特に氷以外は絶対に禁止です。

即効性を求められる方は是非お試しください。

安全で効果も抜群です。

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質問

最近膝が時々痛いのですが変形性膝関節症でしょうか?


答え

それだけでは分かりませんし私たち柔道整復師はレントゲン写真も撮影することはできませんのでなんともいえません。

ただ、どんな理由にしろ痛みがあるという事実は必ず膝に必ず外力による損傷と炎症があります。

まずアイシングと固定を試みてください。

次に

1、まず。膝をまっすぐ伸ばすことができますか?

悪い方の膝と良い方の膝を比べてください。

多くの方は膝が曲がらなくなってしまってから、治療に来院されますが、

膝の診断で最初に大切なのはしっかりと、膝が伸びるかどうかが重要です。

しっかり伸ばせる膝はキッチリとかみ合い安定しており、歩行時や階段の昇り降りも安定しておりよけいな負担がかかっていませんのでまだ変形はあまり無いと考えていいでしょう。

きっちり伸びない方は関節の間が狭くなっている可能性があります。

伸びないと不安定で益々悪化の傾向があります。

今は変形が少なくともほっておくと変形が進む可能性が大きいです。

2、太ももの周囲の長さを測ってください。

膝のお皿の上部から5センチほどのところの太ももの周囲が何センチあるか測ってください。左右の周囲の長さが違うと筋肉の萎縮があります。

本来は脛骨内側プラトーの縁から7,5センチ上で大腿の周径を測定します。

膝関節に浸出液がある場合や手術後によく大腿内側広筋が萎縮するために測ります。

萎縮がある場合、また何度も膝から水を抜いている方は変形性膝関節症の可能性があります。

3、O脚ですか、X脚ですか

変形性膝関節症が進行してO脚、X脚になるのか

O脚、X脚が原因で変形性膝関節症になるのか?

ほんとうは分かりませんが可能性は大きくなります。

膝を真っ直ぐ伸ばすことができにくくなります。

当然普段の歩行に関しても、
O脚は膝の内側に外力による負担がかかりやすく、
]脚は膝の外側に負担がかかりやすく、
骨や軟骨靱帯に傷害を起こしやすくなります。

4、熱感がありますか、腫れがありますか

左右の膝を軽く触れて温度差、赤み腫れなどを観察します。

なれないとわずかの差は分かりにくいかもしれません。

完全な温度差を感じ、一度に大きく一見して腫れていて赤みのある場合は化膿性関節炎や偽通風などの可能性があります。
また剥離骨折の可能性もあります。

医師の診断をお勧めします。

質問 水を抜いてもいいのをもう一度お読みください。

5、膝の安定性、動揺性はいかがですか

6、わずかの水が溜まっていませんか

5、6も少しコツがいりますし。

理学的検査法がありますが、一般的ではないでしょう。

慣れれば簡単ですが一応専門家に診てもらいましょう。

骨の状態はレントゲンで診てもらえれば一発で分かりますが、
そのほかの原因などは問診と、理学的な検査法が必要です。

私たち柔道整復師も理学的検査は可能ですし、たとえ変形性膝関節症が既往症にあっても私たち柔道整復師にとって膝関節の傷害の治療は可能です。

当院も積極的に治療しております。

膝の治療には自信をもって対応いたしています。

心配要りません。

次にこんな症状がありませんか?

有名な症状としてロッキングといって伸ばすときカックンという感触でひっかかりがあって伸びます。

1、半月板の傷害

膝の内側の関節の間がせまくなっています。膝蓋大腿関節不適合

2、棚障害

3、離断性骨軟骨炎

歩行中や膝を曲げるときに、

膝がガックとして折れ曲がる、力が入らない、はずれるような、抜けるような感じがする

不安定感がありますが、あまり痛みはありません。 

バネ膝 膝くずれ現象といいます。

原因として

太ももの筋力が落ちている。

前十字靱帯が伸びているあるいは切れている

膝蓋骨の脱臼あるいは亜脱臼など

以上もよく見かける膝の疾患です。

すでに変形性膝関節症が原因の場合もありますし、これらが原因となって変形性膝関節症になる場合もあります。

とにかく、

水が溜まったり、膝にひっかかりを感じたり、膝くずれ現象が起きれば、

皆様が信頼されている医師、治療家に任せるのがよいでしょう。


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質問

手術を勧められたのですが、どんな手術があるのですか?

どんな時に手術をするのですか?


答え

1、関節内の浸出液がどうしてもひかない場合

関節鏡を使ってシェービングや滑膜切除

この方法は関節内の掃除ですね。

2、半月板、靱帯の損傷

関節鏡を使っての除去、腱の縫合再生手術など

おそらく受傷時は膝がパンパンに張り関節腔内に血腫が合ったはずです。

お医者さんでもうすでに処置はされていると思います。ただ場所によってできない場合も有ります。

3、他の手術法がない場合。

変形がひどくなって痛みが強く我慢できない、

歩行困難、

日常生活が大変不便で支障がある。場合など

脛骨の骨切術除

関節固定術

★人工関節置換術(TKA)・・・現在の主流の手術です。

あくまでも基本は保存療法です。

ほとんどの膝は保存療法で治療が可能です。

但し膝の病気での5%前後の高度な変形を伴った膝でどうしても痛みなどの変化が無い場合には今後の生活のクオリティーの改善向上のために積極的にお勧めしています。

今まで私も★TKAをお勧めして手術に踏み切られた患者さんが数名おられます。

人工関節の広場 を参考に。

術後の経過も順調です。

旅行、踊りなどの趣味を楽しんでおられる方もおられます。

特別難しい手術ではありません。

膝の人工関節置換術(TKA)は一般化されていると思ってください。

今では出血なども少なく手術翌日から歩行訓練に入りほとんどの場合は2週間で退院です。

ただし手術には当然リスクが伴います。

詳しくは執刀医とご相談ください。

当院でも専門医をご紹介いたします。ご安心ください。

膝の関節でお困まりの方は当院にご相談ください。

患者さんの立場で対応いたします。

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質問 膝の運動を教えてください。

言葉で述べるのは難しいですね。

膝のエクササイズとして紹介しています。


是非見てください。

まずは痛くない範囲でウォーキングを実施してください。
痛くない時間内でゆっくりと実施してください。
その後は必ずアイシングをお忘れなく!!

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最後に

おくだ鍼灸整骨院から皆様に質問です。

あなたが、今まで生きてこられて一番苦しく辛くて、
困難なことはなんだったですか?

あなたは、きっと乗り越えてこられたと思います。

いまでは、むしろ楽しい思い出として残っているのではないですか?

大丈夫!!

膝でお困りの方へのメッセージ!!

きっとあなたの膝は回復します!!

ご安心ください!!

当院もお手伝いさせていただきます。

               大阪市東住吉区南田辺1−9ー43  おくだ鍼灸整骨院
                                              奧田洋嗣

<治ったら、何がしたいですか?>

おくだ鍼灸整骨院からのメッセージです。


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膝関節に関する訴えは、高齢化時代に突入し最近非常に多くなっています。

 <膝関節の痛み>について

 <変形性膝関節症>について

 <膝関節に対する質問と対処法>について

 <おもな膝関節の疾患>について

 <膝関節に多い外傷>について

 <膝関節のエクササイズ>について

 シリーズに分けて膝関節について説明しています。

 膝関節の痛みにお困りの、あ・な・た、膝関節のさまざまな症状に不安な、あ・な・た。

 過去を見直し、現在をいかに対処し、将来をいかに迎えるか?

 一度真剣に考えてみましょう!!

 キット、ヒントが見つかると思います。


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